■ファブリックパネルの歴史
ファブリックパネルを語るには、まず北欧に端を発するテキスタイルの歴史を紹介しなくてはなりません。劇場やオフィス、船などのインテリアをテキスタイルで飾るというアイデアは戦後のヨーロッパで生まれました。
ファブリックパネルに使用されるテキスタイルの数々は、単に美しい布という以上の意味を持っています。
民族芸術をルーツに持ち、50年以上前に制作されたにも関わらず今でも少しも古くさくならない、そのデザインは永遠の命が宿っているように見えます。

■知っておきたい 北欧デザインのこと
世界でもっとも確立されたデザインスタイルのひとつが、北欧デザイン(英: Scandinavian Design)です。自然のモチーフを取り入れたデザインが特徴で、あたたかみや優しさを感じることができ、心を豊かにしてくれるようなデザインが多いです。地理的に高緯度に位置する北ヨーロッパは夜が長く家で過ごすことの多いため、室内でも楽しく過ごせるための工夫がたくさん詰まっています。長い暗い冬を明るく豊かな気持ちで暮らせるもの、この追求が北欧デザインのコンセプトになっています。

■北欧デザインの代表ブランド マリメッコ
マリメッコ=「小さなマリーのためのドレス」
1951年に創業し、ケネディ大統領がアメリカ大統領選に出馬した年に夫人が着用したのをきっかけに、世界中にその名が知れ渡るようになりました。「ウニッコ(Unikko)」と呼ばれる大ぶりな花柄デザインに代表される、鮮やかなカラーや大胆なプリント柄は、ファブリックパネルの素材としても大人気です。

■ファブリックパネルをつくってみよう
そして、そんな素晴らしいテキスタイルをインテリアに活かしたアイテムをファブリックパネルと呼びます。
重い絵画などのアートを飾るより、ファブリックパネルは軽く手軽に扱うことができます。壁掛けにしたり立て掛けたり床に直置きすることも可能です。
そのため地震の多い日本でも安心して飾ることができます。
作り方参照:https://iemo.jp/37579

